0歳〜2歳の赤ちゃんの英語耳のつくり方！

まだ日本語も話せない赤ちゃんにどうやって英語を教えたらいいのでしょう？

0歳〜2歳の赤ちゃんには「英語を話させる」というより
「将来に向けて英語を聞く耳を作ってあげる」ことを意識することが大切です。

“英語耳を作る”というのを意識して子供と接してみてください。

少し難しい話になりますが、 言語にはそれぞれよく使われる周波数があり、
日本語は低周波なのに対して英語は高周波を良く使います。

日本語ばかりを聞いて大人になった人は低周波に慣れてしまい、
高周波の音が聞き取りにくくなります。
人間は使わない脳はやがて衰えるようになっているんです。
だから多くの日本人は英語の聞き取りが苦手なんですね。

しかし、うらやましいことに、0歳〜２歳の赤ちゃんは大人に比べて聴覚が非常にするどく、
すべての周波数領域に対応した耳を持っています。

大人なら苦労するところを、赤ちゃんは無意識にどんな「音」も習得してしまうのです。

すべての周波数領域に対応した時期に、
高周波の言語を耳にすることで、 高周波の音を聞き取る回路が発達します。
これを「英語耳」などと表現するんです。

“英語耳をつくる”と大げさにいってもやることはとてもシンプル。
とにかく英語を聞かせること。
英語のうたなど、 ネイティブが英語を話したり歌ったりしているCD1枚から始められます。

私の母もやってくれていた“英語耳の作り方”です。
いくつかのルールを守ることで赤ちゃんはより英語に慣れ親しむことができます。

• CDプレーヤーの前にかじりつかなくてOK！！
• 赤ちゃんが心地良いと感じる小さめの音で英語を聞きましょう。
• 寝る前や遊ぶ時間など毎日決まった時間に聞きましょう。
• 毎日３０分〜２時間は継続して聞きましょう。
• 赤ちゃんとスキンシップをとりながら一緒に聞きましょう。

たったこれだけ。英語が話せなくても簡単にできます。 毎日継続して聞くことで、
英語が一日の1部になっていきます。

そして、英語で難しいとされる特有のリズム・イントネーション・アクセント を
自然に身につけていくのです。

毎日英語に触れることは、母さんにとってもプラスです。
何度もきいて 少し歌えるようになったら一緒に歌ってあげてください。

0歳〜2歳　赤ちゃんの大好きな英語絵本の世界

０〜２歳のこの時期、多くのベビーが絵や形に興味を持ち、パパやママに絵本を読んでもらいたがる日がやってきます。英語の絵本は文字学習に最高のツールです。


子どもが絵本を読んでほしい！と持ってきたら英語の音と文字を結びつけるチャンス！近い将来、子どもに自ら英語を学ぶ子になって欲しい！と考えるならば、文字学習は絶対必要です。

自ら新しい何かを学ぶ時には、本や参考書、図鑑を開きます。文字が読めるからこそ自ら新しい事を学ぶことができるのです。

私、ゆっちぃ先生は娘が１歳になる前には英語の絵本と日本語の絵本をあわせて５０〜６０冊をそろえ、娘が「この本が読みたい。」と思った時にすぐに手に取れる場所に置いてありました。

今は図書館にもすばらしい洋書、英語の絵本があり、とても利用しやすいです。でも、図書館で借りた絵本は常に家にあるわけではありません。結局、子どもがフレーズを覚えたり単語を読めるようになるのは繰り返し読んだ絵本。

子どもの「今、この絵本が読みたい。」 、という学びたい意欲・欲求を満たしてあげるためには絵本がすぐ手に取れる環境をつくってあげることが大事だと思います 。そして、繰り返し読んであげることで子どもは目と耳で文字を学ぶのです。少なくとも３０冊あれば、子どもが飽きずに色々な単語を学べます。

“絵本がすぐ手に取れる環境”なんていうと大変そうに感じますが、全くそんなことはありません。ダンボールでも木の箱でも、TVラックでも本棚にして英語の絵本を入れておくだけですから。子どもの目線と同じ位置に置けるとなお良いですね。絵本だって一期にに買わなくても月に２〜３冊集めれば２歳までに十分な数集まります。

「うちの子は絵本嫌いで」というママに時々出会いますが、わくわくさせる声で、楽しそうな表情で読むとほとんどの子が寄ってきます。あまり興味のない子には「聞きなさい！」「ちゃんと座って」はNG。途中まででも見てくれたらラッキー。立ってどこかに行ってしまっても最後まで読んであげればいいのです。耳と脳は学んでいます。文字に興味が出るまで継続してあげてください。

それでも駄目ならパパやママが、子どもに読んで欲しい絵本を楽しそうに読む振りを見せます。こっちにこーい、興味もってぇーと念じながらｗ気になる絵本に出会ったらちゃんと見にくるものです。