英語講師ゆっちぃ先生

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ゆっちぃ先生のコラム

  『どうなる? 小学生英語の必修化』

こんにちは。ゆっちぃ先生のコラム 第3回です。

今回は2011年から始まる小学生英語の必修化についてお話したいと思います。

2011年に小学校で、英語の授業が必修化になるんです!

もうすでにほとんどの小学校で5年生6年生を対象に
週1回の英語の授業が組み込まれていますよね?

「えーー!うちの子英語なんてできるの??」と
不安に思って相談にこられるママさんもいらっしゃるので、

今回は“そんなに不安に思わなくても大丈夫!!”ということをお伝えしたいと思います!!
よく聞かれる質問をまとめました!

Q:小学何生でどれくらいの頻度で英語の授業が行われるの?
A:今のところ必修化になるのは小学5年生と6年生で、
 毎週1回の年間35時間
の英語の授業が必修化されます。

Q:小学校で英語が必修化になる目的は?
A:今まで小学校では“総合”の授業の中で英語が外国語活動として行われていました。
  時間が文部科学省で定められていたわけではないので、
  毎週英語が行われている小学校もあれば、
  ほとんど英語の授業がなされていない小学校もあります。
 
こういったばらつきを少なくする目的があります。

Q:どんな授業内容になるの?
A:中学の英語の前倒しではなく、あくまで、 英語をコミュニケーションととらえ、
 体験的に英語を使って友達のことや他の国のことを学ぶ!!
ということです・・・。

 ですから、アルファベットのテストや文法の勉強をみっちりするわけではなく、
 英語の楽しさを小学生から知ってもらい、英語と日本語の音の違いや
 イントネーションの違いに気づかせるような内容になっています。

Q:小学校では誰が英語を教えるの?
A:担任の先生 + ALT(外国の方)
 もしくは・・・
 担任の先生 + JET(地域で教える日本人の英語の先生) が教えます。
 クラスの事を良く知る担任の先生と英語に長けている先生が協力して
 英語を教えるということですね。

  今まで英語を教えたことのない担任の先生にとってはとても大変だと思います。

Q:どんな教材が使われるの?
A:決まった教科書があるわけではないですが、
 “英語ノート” という副読本が各小学校に配布され、
  多くのの小学校が“英語ノート”にそって授業を行うことが予想されます。

  しかし使うことが強制ではないので先生によっては
  独自に工夫されて授業をすることになります。

  この英語ノートに関しては、政権が民主党となり仕分け作業の結果無料配布はしない、と
  決定されたので今後変更となる可能性がありそうです。

Q:英語も算数や国語みたいに成績がつくの?
A:いいえ。英語が必修化になったといってもそれはあくまで“総合”の授業と同じ扱いなので
 成績がつくことはありません。


いかがでしょうか? 小学校英語のこと分かっていただけたでしょうか?
必修化になって全国の小学校の英語授業数の差は縮まることと思います。

しかし、教える先生によって 内容に差があるのは否めません。

さらに、英語ノートには文字学習がほんの少ししか入っていなかったり、
使われる英語フレーズが少なかったり、
ネイティブの先生から見て違和感を感じるような表現が使われていたり

私から見てもこれで英語が身に付くかと聞かれると、YESとは言えません。

でも全国の約98%の小学生が通う公立の小学校で英語が必修化になることは
子供達が英語に触れる良い機会だと思っています。

小学校の英語の授業は子供達にとってチャンスがゴロゴロ転がっているのと同じ。

例えば、私のスクールに通う小学校2年生の女の子は
小学校での英語の授業(総合の授業)の時、 みんなで作った作品にいつものように
英語で名前を書いたら、周りの子に「すごーい!!私も書きたいから教えて!」 と
言われたそうです。

クラスに英語ができる子がいると、こんな風に周りの子供たちにも影響するんですね。
その後、みんなはそれぞれ自分の名前の書き方を先生に習い、
書けるまで練習したそうです。

褒められた女の子もとてもうれしかったようで、もっと英語ができるようになりたい!
とキラキラ笑顔で話してくれました。

勿論、先生は子供たちの良きモデルであるべきですが、
同じ年代の子が英語を話せたり書けたりすることは、とても新鮮な驚きで、
「かっこいい!私もこんな風になりたい!」と周りの子供たちの身近なモデルになるようです。

1人の子が身に付けた英語が、こんな風に他の子供達の“学びたい”という気持ちになって
広がっていくなんて素敵ですよね。

その他にも、英語の授業で外国の先生に出会って髪の毛の色や目の色が違う人と
触れ合い違った文化を学ぶことは子供達にとって考え方や知識に刺激を与え
奥深さを与えるでしょう。

小学校での英語の授業は、こういうきっかけの場になると思うので、
小学校の5.6年生だけでなくもっと低学年から必修化になるといいのにと思います。

なにはともあれ、今回の必修化は日本の国際化を進める小さな一歩です。
しかし、小学校や中学校の英語の授業だけで英語を使える子供を育てるのは
現段階では難しいのもまた事実。

英語は日本語と同じ言葉ですから、毎日の生活に取り入れて継続していくことが大切です。
おうちでの学習が非常に重要なんですね。

小学校での英語に加えて、おうちでできることをどんどん試していただけるとうれしいです。
ママさんたちが子供たちと英語のビデオを見たり、CDを聞いて歌を一緒に歌ったり、
英語で名前を書く練習をしたり、

そういうことが子供たちの将来大きな武器になるだけではなく、
近い将来周りの子供たちの学ぶきっかけをつくるかもしれません。

そんな素敵な“学びたい”チェーンをつないでいけるように
これからも楽しいアクティビティや お勧め勉強法などたくさん紹介していきます!!

また、ゆっちぃ先生をチェックしてください!
ということで、今月は、小学校英語の必修化についてお話しました(>_<)
次回もお楽しみに♪

今回も最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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