英語講師ゆっちぃ先生

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リズムで英単語を覚えよう!
ゆっちぃ先生のコラム

  『英語習得に必要な4技能ってなぁに?』

みなさんは、英語の4技能と聞いて何が頭に浮かびますか?

英語の4技能を知り、4つをバランスよく勉強することは、
効率よく英語を身につける近道となります。

今、4技能の中のどんな技能が子供達に必要なのでしょうか?
また、どの技能をはじめに身につけるべきなのでしょうか?

私たちは日本語を母国語としているので分かりやすいように、
日本語を例にお話したいと思います。


私たちは みんな「おぎゃー」と生まれてきた時は言葉を話せません。

ただ、赤ちゃんがおなかにいる時から言葉を話し出す2歳くらいまで、
周りの大人たちが話すのをたくさんたくさん聞いて文法や単語を学んでいるのです。

そして、年齢が大きくなるにつれて、人が何と言っているか
日本語の意味を理解していくようになります。

これがリスニング(聞くこと)です。

そして、2歳を過ぎると少しずつ単語で言葉を話すようになり、
言い間違えたり、 それを直したりしながら正しい文法で話せるようになります。

これをスピーキング(話すこと)といいます。

早い子なら2歳から、一般的には6歳くらいで、ひらがなやカタカナにふれ、
文字の形や読み方を学びます。はじめは絵本や短い文章をお母さんと一緒に読み、
小学校にあがれば国語の授業を通して物語を読めるようになります。

これがリーディング(読むこと)です。

時を同じくして、ひらがなやカタカナの書き方を学校で習い、
練習して文字が書けるようになります。
感想文や作文を通して自分の考えを文字にすることができるようになります。

これをライティング(書くこと)といいます。

個人差はありますが、こうやって私たちは日本語の4技能をバランス良く身につけて、
日本語でコミュニケーションをとることができるようになるのですね。

お気づきの方もいると思いますが、日本では、リーディングやライティング(読み書き)は
小学校で義務教育として学ぶんです。
だからママが教えなくてもある程度できるようになるんですよね。

実は英語も同じなんです!!

中学校にあがれば全員がアルファベットの書き方を学び英語で文を書く練習をします。
テストでは必然的に英語の長文を読むこととなります。

ですから、日本人は英文法が得意だといわれているし、
授業をしっかり受ければテストでもある程度点数がとれます。

しかーし、中学校で英語の授業があるからといって、 英語が話せない!!!
英語が聞き取れない!!!
というのが現実です(泣)

なぜなら!!!
日本語を学ぶときには、話せるようになるまでの3年間(おなかにいるときも考えて)
毎日のように日本語を聞いて、 聞いて、聞いて、聞いて、
とにかく聞いて、というリスニングを しっかりした時期があったのに、英語を学ぶ・・・となると
リスニングの工程をふっとばしているんです(涙)


これではもったいなぁーーーーい!と私は声を大にして言いたい。
だって、聞くだけでいいのですよ!!赤ちゃんが日本語を学ぶとき、
とにかくたくさんたくさん日本語を聞くのです。

ただ、それだけ。そのたくさんのリスニングが後に スピーキング(話す)につながるのです。

英会話スクールで最近オールイングリッシュ(レッスン中はすべて英語)のところも
増えてきていて、 2011年には小学校でも英語が必修化されます。

子供たちが英語を聞く機会が増えていることは間違いないのですが
やはりまだ足りないのです。

私も英会話スクールの先生ですが、週1回のレッスンで英語ペラペラにはならないと
お母様たちに伝えています。

それはリスニングが足りないからです。
ですから、おうちでもおもちゃで遊んでいる時や、
お風呂に入っている時、寝る前、何かをしながらでもいいのでできるだけ
毎日CDやDVDをかけてもらっています。

英語を話せるように子供たちを育てる第1歩として、
是非英語を聞く機会を増やしてあげてください。

そうすれば、小学校で英語の授業が始まったとしても、英会話スクールに突然入れたとしても、
苦手意識なんて持たずにスッと入っていけます。

英会話スクールや小学校が、
おうちでなんとなく聞いた音や英語の文章を試しに口に出してみる場所 ”と
いう風になれば、そこではスピーキングを中心に練習できます。

こうなれば、効率良く英語が学べている、といっていいですよね。

もちろん、英会話スクールに通わせるつもりのない方は、
おうちで英語をスピーキング(話す) 練習もできます。

ママさんにもある程度の英語の知識が必要ですが、
1番大切なのは子供たちが英語で話していることを喜び、褒めてあげることです。

毎日忙しいママさん、ゆっちぃ先生からお願いです。

おやつを食べながら・・・
おもちゃで遊びながら・・・
お風呂にはいりながら・・・
寝る前のストーリータイムに・・・

少しずつでいいんです。
〜しながらでもかまいません。誰でもできます。

少しだけ毎日の生活の中に子供たちと英語を聞く習慣を取り入れてみてください。
確実に子供の耳は育っていきます。そこから英語を話す為のヒントを得ています。

少しだけと思っていたことが将来大きな実を結ぶのです。

たくさんのママさんたちの努力によって英語を話す子供たちが増え、
将来、 その子供たちが日本のすばらしさを世界に伝える!!

英会話がそんな風に役立つといいな。と私は思っています。

英語の4技能についてお話しました(><)
今回も最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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